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反り腰の原因は?ピラティスで意識したい体の使い方と日常の工夫

反り腰の原因とピラティスで意識したい体の使い方を解説する記事のアイキャッチ

反り腰は、腰のそり(腰椎の前わん)がふだんより強く見える状態を指す言い方です。腰は誰でも前に向かってゆるやかにそっているもので、そっていること自体が問題なのではありません。気になったときに見直したいのは、立ち方や座り方のクセと、お腹や股関節まわりを日常でどう使っているかです。この記事では、腰のそりが強くなる背景として考えられること、自分で様子を見るときの目安、ピラティスで意識したい体の使い方、そして医療機関に相談したい症状の目安まで、順番に整理します。

反り腰とは、どのような状態を指すのか

「反り腰」は、病院でつけられる診断名ではなく、腰のそりが強く見える状態を指す日常的な呼び方です。同じ人を見ても、見る角度や服装、そのときの立ち方で印象が変わります。鏡や写真で「自分は反り腰かもしれない」と思ったとしても、それだけで体のどこかが悪いと決まるわけではありません。

背骨は横から見ると、首・背中・腰でゆるやかなカーブを描いています。腰のカーブは前向き、つまり少しそった形になっているのが本来の姿です。このカーブは、上から乗ってくる重さを分散させたり、歩くときの衝撃をやわらげたりする役割を担っています。だからこそ「そりをなくす」ことが目標になるわけではなく、そりが強いまま固まって、他の動きが出しにくくなっていないかという見方のほうが役に立ちます。

よく一緒に語られる体の感覚

腰のそりが気になるときには、次のような感覚が挙がります。あてはまるかどうかで自己診断をするものではなく、体の状態を言葉にするための手がかりとして読んでください。

  • 長く立っていると、腰の一点あたりが張ってくる
  • あお向けで寝ると、腰と床のすき間が気になる
  • お腹に力が入っている感じがつかみにくい
  • お尻や太ももの前側ばかりが疲れる
  • お腹を引き上げようとすると、息が浅くなる

自分で様子を見るときの、ひとつの目安

壁を使った簡単な確認方法があります。かかと・お尻・背中・後頭部を壁につけて、まっすぐ立ちます。このとき、腰と壁のあいだにできるすき間に手のひらを差し入れてみてください。手のひらが1枚ぶん通るくらいが一般的な目安とされますが、体格や普段の立ち方でも変わります。すき間が大きいから異常、小さいから良い、という単純な話ではありません。

この確認で分かるのは「今の自分の立ち方のクセ」だけです。おすすめしたいのは、すき間の大きさを測ることよりも、すき間を自分の力で少し小さくしたり、元に戻したりできるかを試してみることです。動かせるなら、それは日常の使い方で変えていける余地があるということになります。反対に、力を入れても腰の形がほとんど変わらない、あるいは動かそうとすると痛みが出るときは、自己流で押し込まずに、この記事の後半にある受診の目安を先に読んでください。

腰のそりが強くなる背景として、考えられること

腰のそりの見え方には、いくつもの要素が重なります。ひとつの原因に決めつけないことが大切です。ここでは、日常のなかで見直しやすいところから挙げていきます。

立ち方・座り方のクセ

お腹を前に預けるようにして立つ、片脚に体重を乗せて休む、浅く腰かけて背もたれに寄りかかる。こうした姿勢は、その瞬間は楽に感じます。ただ、同じ形を長く続けるほど、体はその形に慣れていきます。日中のほとんどを同じ姿勢で過ごしているなら、腰のそりの見え方にも影響しやすいところです。

お腹と股関節まわりの使い方

腰の位置は、お腹まわりと股関節まわりの筋肉がどう働くかによって変わります。お腹の支えが使いにくいと、その分だけ腰の骨まわりで体を支えることになります。また、太ももの前側や股関節の前側が縮んだ状態が続くと、骨盤が前に傾いた形が取りやすくなります。どちらも「鍛えれば解決」という単純なものではなく、必要なときに働き、必要でないときにゆるむという切り替えができるかが鍵になります。

体重や体型の変化、妊娠・産後

お腹まわりの重さが増えると、バランスを取るために上体を後ろに引く立ち方になりやすく、腰のそりが強く見えることがあります。妊娠中や産後も、体の状態が短い期間で大きく変わる時期です。ただし妊娠中・産後は体調や回復のしかたに個人差が大きいため、運動を始める時期や内容は、妊婦健診・産後健診などの場で医師に確認してから決めてください。

靴と、足もとの習慣

かかとの高い靴は、重心が前に移るぶん、それを打ち消すように腰を使うことがあります。毎日同じ靴で長時間過ごしているなら、通勤だけ履き替える、休みの日は別の靴にするなど、体にかかる条件を一定にしすぎない工夫も選択肢になります。

ピラティスで意識したい、体の使い方

ピラティスは、マットの上で自分の体を使いながら、動きの質を確認していく運動です。痛みを取り除く治療ではありませんが、自分の骨盤や背骨が今どこにあるのかを感じ取り、必要なところを動かす練習には向いています。腰のそりが気になるときに意識したいことを、4つに絞って挙げます。

1. 呼吸を止めない

お腹に力を入れようとすると、息を止めてしまう方は少なくありません。息を止めた状態でお腹を固めても、日常の動作では使えません。息を吐きながらお腹が薄くなる感覚、吸いながら背中側やわき腹まで広がる感覚。この2つを行き来できるようになると、腰だけで踏ん張る場面が減っていきます。

2. 骨盤の位置を「自分で」動かせるようにする

あお向けやよつばいの姿勢で、骨盤を前に傾ける・後ろに傾けるという動きを、小さくゆっくり行き来します。目的は、正しい位置で止めることではなく、自分の意思で動かせる範囲を知ることです。動かせる範囲が分かって初めて、立っているときや歩いているときに「今は反りすぎているな」と気づけるようになります。

3. 腰ではなく、股関節から動かす

あお向けで脚を持ち上げる、前かがみになる、脚を後ろに引く。こうした動きで腰がそったり丸まったりしてしまうときは、股関節ではなく腰で動きを作っている可能性があります。腰の形を保ったまま脚だけを動かす練習は地味ですが、日常の動作にそのままつながります。

4. 反らす動きばかりを増やさない

姿勢を良くしようとして、胸を張る・背中を反らす動きばかりを繰り返すと、もともと動きやすい腰にさらに頼ることになりがちです。丸める方向、ひねる方向、横に倒す方向も同じように扱い、背骨全体をまんべんなく使うほうが、結果として腰の一点への集中を避けやすくなります。

なお、日本整形外科学会は腰痛について、「個々の状態に応じた体操や運動のプログラムについては、整形外科でご相談されることをお勧めします」と案内しています。すでに痛みがある場合や、持病がある場合は、運動の内容を自己流で決めないでください。当店でも、痛みの治療は行っていません。

マンツーマンで動きを確認しながら進めたい方は、小岩のパーソナルピラティスのページもあわせてご覧ください。

立ち方・座り方でできる、日常の工夫

運動の時間より、残りの時間のほうが圧倒的に長いものです。週に何回か体を動かしていても、そのあいだの過ごし方が変わらなければ、体はそちらに慣れていきます。

座っている時間の扱い方

厚生労働省の「職場における腰痛予防対策指針」(職場での腰痛予防を事業者向けにまとめた指針)では、座り姿勢について「座り姿勢は、立位姿勢に比べて、身体全体への負担は軽いが、腰椎にかかる力学的負荷は大きい」と説明されています。座っているほうが腰は休まる、という感覚とは少し違うわけです。

同じ指針では、一般的な対策として「立位、椅座位等において、同一姿勢を長時間取らないようにすること」が挙げられ、長時間の座位作業では「適宜、立位姿勢を取るように心がける」とされています。理想の座り方を探すより、同じ形で居続けないほうが現実的だということです。席を立つ用事をまとめずに分散させる、飲み物を取りに行くついでに少し歩く。回数が増えるだけでも、同じ形で居続ける時間は短くなります。

机と椅子の高さ

同じ指針には、高さの目安も書かれています。「作業台の高さは肘の曲げ角度がおよそ90度になる高さとすること」「椅子座面の高さは、足裏全体が着く高さとすること」とあります。足が床に届かず、つま先立ちのような状態で座り続けていないか。机が高くて肩がすくんでいないか。デスクワークが長い方は、ここを一度見直す価値があります。

立っているときの目安

立ち仕事や家事の合間には、お腹を前に預けて休む立ち方になっていないかを確認してみてください。みぞおちを軽く下げる、体重を足の裏全体に乗せる、という2つを思い出すだけでも、腰まわりの感覚は変わります。ただし、良い姿勢を作ろうとして力み続ける必要はありません。ときどき思い出して、また崩れて、また戻すくらいの付き合い方で十分です。

痛みやしびれがあるときは、運動より先に医療機関へ

腰の不調は、腰まわりだけが原因とは限りません。日本整形外科学会は腰痛の原因について、腰(脊柱)に由来するもののほかに、「解離性大動脈瘤などの血管の病気、尿管結石などの泌尿器の病気、子宮筋腫や子宮内膜症などの婦人科の病気、胆嚢炎や十二指腸潰瘍などの消化器の病気」など、腰以外に由来するものもあると説明しています。

そのうえで、次のように案内されています。「特に安静にしていても痛みが軽くならない、しだいに悪化する、発熱している、下肢がしびれたり力が入らない、尿漏れがするなどの症状を伴っている場合は、放置したり自分で管理することは禁物で、すみやかに整形外科を受診されることをお願いします」。

これらにあてはまるときは、姿勢や運動の話より先に医療機関で相談してください。強い痛みを我慢しながら運動を続けることは、どんな目的であってもおすすめできません。

小岩で相談先をお探しの方へ

ここまで読んで「自分の体がどうなっているのか、一度きちんと見てほしい」と感じた方もいるかもしれません。反り腰のように見え方で語られる悩みは、文字や写真だけでは判断が難しく、実際に動いてもらいながら確認するほうが早いことが多いものです。

テルスカンジム小岩店は、JR小岩駅から徒歩5分の完全個室のパーソナルジムです。パーソナルトレーニングとパーソナルピラティスを、同じ料金のなかで組み合わせて受けていただけます。初回はいきなりメニューを始めることはせず、お話をうかがうところから始めますので、動きに自信がない状態で来ていただいて構いません。

料金の考え方は料金プランのページに、運動が久しぶりの方に向けた説明はジムが初めての方へに、女性の方が気にされる点は女性の方へにまとめています。

腰のそりの見え方は、その日の体調や過ごし方でも変わります。一度で変えようとせず、自分の体の使い方を少しずつ知っていくところから始めてみてください。

よくあるご質問

反り腰は自分で直せますか?
腰のそりの見え方には立ち方や座り方のクセ、お腹や股関節まわりの使い方など複数の要素が重なるため、一律に「こうすれば直る」と言えるものではありません。日常の姿勢を見直すことでご自身の体の使い方に気づける方はいらっしゃいます。ただし痛みやしびれがあるときは、まず医療機関にご相談ください。
痛みはないのですが、運動をしても大丈夫でしょうか?
痛みがない場合でも、体の状態は人によって違います。持病がある方や気になる症状がある方は、事前に医師にご確認ください。日本整形外科学会も、個々の状態に応じた体操や運動のプログラムについては整形外科で相談することをすすめています。当店では痛みの治療は行っておりません。
ピラティスは運動が久しぶりでも受けられますか?
当店のピラティスは完全個室でのマンツーマンです。腰のそりのように「今の自分の体がどうなっているのか」を確かめながら進めたい場合も、動きが分からなければその場で止めて確認できますし、その日の体調に合わせて内容を入れ替えることもできます。初回の体験トレーニング・カウンセリングは0円です。

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カウンセリング

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入会金も0円。まずは雰囲気を確かめてから決めてください。体験後、続けるご意思があればご契約となります。

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